TEKI雑記

古民家暮らしのDIYな日々を綴ります

マルノコのメーカー修理出しと新品マルノコの購入

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愛用しています今では廃盤モデルの、マキタ電子造作用精密マルノコ5710Cのブレーキが効かなくなってしまいました。自分でできることをやっても直らなかったので、メーカー修理に出しました。おそらく2週間はかかるかと思います。その間、DIYがストップしてしまう時間的損失の方が大きいので、現行モデルHS6402を購入しました。ハードDIYerになるほど、こうして道具が増えていく…宿命みたいなもんでしょうか。


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5710Cのカーボンブラシをまずは点検交換しても、ブレーキは効いたり効かなかったりでした。ならばスイッチ不良かとスイッチを取り寄せたところです。


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スイッチを取り替えるためにカバーを外しますが、ネジをなめて潰さないように、ネジのサイズに合ったドライバーで必ず外しましょう!


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集塵しながら丁寧に使っていても、これだけ中にオガコが溜まるのですね。

オガコがスイッチに詰まり、物理的にスイッチが戻らず停止しないということもありますね。


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キレイに掃除しまして、


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古いスイッチの配線3本を1本ずつ外し、


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新しいスイッチに取り付けますと、配線ミスはありません。


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DIY整備はここまで。

あとはメーカーに任せます!

マチュアの交換となればそれなりの修理費になるので、リーズナブルなマルノコならここで廃棄となることもあるでしょう。


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新しいマルノコを買うとなれば、現行モデルを選びたい放題です。

今回、どうしてマキタ電子造作用精密マルノコHS6402を選んだのか整理したいと思います。

同じ165㎜電子造作用ならブラシレスモデルも出ていますが、ブラシレスは壊れやすいと思い選びませんでした。

用途としては4寸角を表裏で切りたいです。そのため深切りモデル165㎜なら大丈夫ということですが、その分フランジが小さく精度に問題はないのか?ブレないのか?との指摘もあります。190㎜のマルノコなら非深切りでフランジも大きくブレが少なく、しかも本体価格も安く良さそうです。

しかし、190㎜のマルノコは、ベース側面とノコ刃の平行度微調整ができません。精度にもろ直結することから、本来ならばっちり平行がとれているもので、微調整がきかない機種がもし狂っていたら、返品対象になります。なので、もしハズレを引いてしまったとき、また時間がとられてしまうのが私は嫌なのです。ハズレをよく引いてしまう強運の私は、リスクヘッジを考えてしまうのですね。


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純正チップソーはキレがイマイチですので、カミヤ先生もオススメ! 黒+ チップソーをつけてみます!


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もう知っているからいいや!と思いがちですが 取扱説明書はしっかりと読みましょう!経験を積んでも傲らず、常に真摯に学ぶ気持ち姿勢は忘れたくありません。

大分前、テレビで取説専門のイラストレーターが取材を受けていて、ユーザーの方が見易いように頑張っているんだなという熱い印象を受けました。それから私は取扱説明書の取扱が丁寧になり、きっちりファイリングするようになりました。


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さて、実際に取説を読みますと、5710Cと比べ変更点や改良点があります。

例えば、最大切り込み深さ以外で使用頻度の高い任意の切り込み深さを、一ヶ所記憶できるようになりました。

平行定規の取り付けも、よりブレがないような締め付け位置になっているようです。


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ベース側面とノコ刃の平行度の確認です。

これは問題ありませんでした。


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続いて、ベースとノコ刃の直角がとれているかどうか確認します。


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とれていなかったので、六角棒で調整します!


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調整したら、実際にカットして確認してみましょう!

ばっちりなら、よい仕事ができる準備完了です(^^ゞ