やっぱりあると良い!マキタ充電式マルチツール「TM52D」
昨年2月に発売されたマキタ「充電式マルチツールTM52D」☆マキタ派の現場職人さんにとっては待望の機種で、出た当初は欠品続きでした。私の古民家再生作業の中でも、あぁ「マルチツール」があればなぁ…と思うことがあり、ついに先日購入しました。
古民家再生には、解体作業がつきものです。
今回は残りの合板壁と天井の解体をしていきます!
手道具・工具に加え、思い切ってできるとこは「レシプロソー」で作業すれば、スピーディーに大体ことが済んでしまいます。
外壁と天井を解体しました。
しかしここは現状寝室ですので、間柱を立て、
仮の外壁をつくりました(笑)
これから、前回同様に柱、筋交い、間柱を施工していくわけですが、
新しい柱に干渉するところだけを解体したい場合、土壁は壊したくありません。「レシプロソー」ですと、土壁ごと破壊してしまうため、写真のような繊細な解体は難しいです。
どうせ直すとはいえ、どんどん解体してしまうと施工範囲が広がり過ぎ大変になりますし、小動物侵入のリスクも高まります。要するに今回の作業の区切りというのが重要です。
そしてその繊細な解体作業を可能としてくれるのが「マルチツール」です✨
職場で前機種の「TM51D」を使っているので、今回の「TM52D」のパワーとスピードアップにw(゜o゜)wました。しかも見た目はゴツくなっているのに、実際は軽くなり、グリップも細くなり握りやすくなりました!さらにLED搭載!
根太掛けをはずしていきたいのですが、それなりの長さの釘でシッカリと留められています。しかもこういう隅の場合、バール作業はやりにくいし、柱を傷めてしまいそうです。
こんな時も、「マルチツール」で
スパッと、面一切断!!
一旦清掃しました。
これで、柱を立てることができます。
さてさて、今回の作業は「レシプロソー」はモチロンですが「マルチツール」もかなり活躍してくれました✨
そもそも「マルチツール」とは、ボッシュが提唱しはじめた電動工具でブレード規格も当然ボッシュ主導で進歩してきました。ライセンスの絡みがあるのか、マキタの前機種の「TM51D」はブレード規格の中でもパワーが一番低いOIS、スターロック規格でしたので、マキタユーザーは物足りなさを感じていたと思います。今回の重負荷作業ができるスターロックプラス、スターロックMAX規格対応の機種がマキタユーザーにとって、おっっしゃー!!💪と叫びたくなるくらいのものだったのだと改めて感じました。
これからは解体作業だけでなく、ちょっとした造作作業と活躍の場が広がっていくことでしょう。
私の中では「マルチツール」は専用工具には敵わないのでニッチな工具でしたが、重負荷作業にも耐えるならば、「レシプロソー」同様スタンダード工具になると感じました。
私が思うリフォーム、リノベーションで必須電動工具は
- マルノコ
- インパクトドライバー
- レシプロソー
- マルチツール
と、「マルチツール」が足されました。