解体作業にも使えるマキタ18V充電式チェーンソー「MUC357D」
先日、マキタから第二段の値上げ前のこのタイミングで、こんなチェーンソーが新発売されましてね、欲ぴー(゜ρ゜)と買ってしまいました✨
- 本体
- ガイドバー(350㎜)
- チェーンカバー
- チェーンソーオイル
- 丸ヤスリ(4.5㎜)
- ソーチェーン(90PX-52E)
- 取説
ナント、このモデルは18V機では最長の350㎜のガイドバーなんですね。マキタのPR動画では家屋解体シーンで、大引や根太の切断の他、土壁ぶち抜き解体までしてました。
本来なら40Vmaxで出していいところを、18V程度でそんなハードな作業ができるのか?と疑ってしまいますよね。負荷を少しでも軽くするために型番307のガイドバー300㎜の選択もありだと思います。
今回のモデルは、18Vユーザーが多いリフォーム大工やDIYerを狙ったものなんでしょうかね。そうだとしたら、まんまと私は沼にはまったわけですが。
さて、実際の使用感ですが…
高トルクモデルだけあって、バッテリーチェーンでよくある高負荷で止まることがなかったのは良いっすね✨
ただ、これだけの本体を18Vで高速回転はきついというのもあるのかチェーンスピードは7.7m/s[460m/分]と遅い。なので連続した丸太切断には向かないと思います。とはいえ、このスピードの方が土壁を抜くときは安全とも言えるのでしょうか。
混合燃料を作り、給油する煩わしさからの解放、コイルスタートの億劫さからの解放、屋内作業時のエンジン爆音からの解放、排気ガスからの解放とメリットはたくさんあります。ちょっとだけのチェーンソー作業は仕事でもDIYでもありますので、手軽に使えるのが18V機の良いところですね。
あと気になったのがチェーン形式90PX-52Eです。マキタでこの形式も初めてじゃないですかね。私はチェーン形式にはあまり詳しくはないので教えてほしいですね。オレゴンチェーンの分類でスピードカット、コントロールカットはイメージがつきますが、90PXのアドバンスカットって言われてもよくわかりましぇん。形状からしてキックバック対策がされているのはわかりますが、特徴説明の切り幅の最も狭い軽量チェーンで背の高さ(プロフィール)を低くし、ドライブリンクの幅を狭くしたソーチェーンって言われても、うん。それで?という感じです。
マキタのカービングチェーンソーの時の25APでもそうでしたけど、本体付属の袋に入っているチェーンソーが初めは切れないんですよね。錆びているのか、錆びどめに塗ってる油が固まっているのか切れない。スチールチェーンはそういうことは一切なく、初めから爽快な切れ味なんですけどね。なので、今回も数本試し切りしてから、新品なのに研いでみたら、ナント、丸ヤスリが引っ掛かり、なかなか滑らない。それでも無理矢理研ぐとヤスリがスムーズに滑るようになりました。
まぁとりあえず、仕事でも使ってみようと思いますんで、収納木箱を作りました☆
ヤスリは錆びないようにケースに入れ、
オイル拭きの布も入れ、
本体を入れて見ました。
軽トラ荷台は揺れるので、なるだけピッタリサイズ。
あと、デプスゲージ、掃除用歯ブラシ、チェーンオイルを入れれば完璧。
蓋裏に書いておくとわかりやすいです。
蓋を閉めてみました。
端材も残しておくと役には立ちますな!
さぁどこまで活躍してくれるでしょうか!
古民家再生での解体時には、レシプロソー対決になりそうですな。